前回の「予防歯科ってなんだろう 1」でお伝えしたように、歯を悪くしないようにしようというのが、予防歯科 では実際何をするの? 「歯を磨いているけど、私は大丈夫!」と胸を張っているかたの気持ちも分かりますが、重要なことは、検査を知ることなんです。当医院では先ずは簡易検査を行います。問診といって、患者さんの体、歯などの情報を先ずは聞き取ります。そして ①レントゲン写真(主にパノラマ写真) ②歯周基本....
何かと出身大学(東京医科歯科大学)に用事があり、ちょくちょく行っております。 まずは、臨床研修指導歯科医のために講習会に出席してきました。(10月9日・10日) ワークショップというものを初めて経験させて頂き、かなり新鮮なものでした。 指導する側とされる側、それぞれの立場に立ったものの見方やアイスブレイク(簡単に言うと打ち解けること)などを含め色々なことを教えて頂きました。 また、教えて下さった先....
「予防歯科」と言われるものは太古の昔からあるものですが、ちょうど今ライオンのテレビCMで堀北真希さんが宣伝しているので、最近耳にした方もいらっしゃるかもしれません。 歯科では山形県酒田市、日吉歯科の熊谷崇先生が第一人者で、予防なんて考えが無かった時に、それを提唱されていました。 ま、ちょっとした歯科の歴史はさておき 予防歯科とは言葉の通りに、歯が悪くなる前に予防しましょうってことです。 でも、....
保険治療と自費治療にはさまざまな違いがあります。素材の違いについては、こちらをご覧ください。 白い歯と銀歯などの色の違いなどが一般的ですが、精度や手間という部分でもかなりの違いがあるんです。 歯科医師のコンセプトや方法なども多岐に渡ります。 型の取り方(印象と言います)が違うと、その後の被せ物の耐久年数も明らかに違うんです。 歯科医院に行ってガムのようなもので型を採られた経験のある方は多いのではな....
摂食嚥下(せっしょくえんげ)ってご存知ですか? 実は歯科といっても色々な分野に分かれています。例えば審美歯科とかインプラント、あるいはホワイトニングなどがトピックで挙げられますが、今最も注目されているのは、摂食嚥下です。 摂食嚥下とは、食べ物を見てから、咀嚼(そしゃく・噛み砕くこと)して、飲み込むまでの作業のことです。 人間は年をとると、飲み込むことが難しくなってくるのです。それに全身状態が悪く....
外因性 飲食物由来の酸(柑橘系、清涼飲料、酢) 酸性の内服薬(アスコルビン酸、アスピリン、鉄剤) 環境中の酸(産業的、職業的) 内因性 反復性嘔吐 疾患 消化性疾患 消化器潰瘍、胃食堂逆流症、食道裂孔ヘルニア、胃機能運動障害、腸閉塞、胃腸炎、食物アレルギー 代謝性、内分泌系疾患 糖尿病、腎不全、甲状腺機能亢進症、アジソン病 神経、中枢性疾患 片....
こんにちは、飯山です 皆さん、Tooth Wear(Erosion)をご存知ですか? 昔から知られているものではありますが、特に最近少しずつ問題になってきています。日本語では酸蝕とも言われます。これは以前では特定の職業の方の問題としてきたのですが、どうやら様子が変わってきたようです。 また、研究がどんどん進み色々なことが分かってきました。詳しいことは小林賢一先生の「歯が溶ける!」(医歯薬出版株式....